2018年 10月 14日
【レース傾向】 10/21(日) 京都11R 菊花賞【GⅠ】
来週の注目レースは、10/21(日) 京都11R 菊花賞【GⅠ】です。
◆菊花賞【GⅠ】の傾向
①レースラップ
不良馬場だった17年を除く過去5年分(12~16年)の平均レースラップは次の通り。
12.94 - 11.76 - 11.70 - 12.24 - 11.98 - 12.24 - 13.06 - 12.92 - 12.26 - 12.40 - 12.34 - 11.98 - 11.76 - 11.78 - 11.90
不良馬場だった17年を除く過去5年分(12~16年)の平均レースラップは次の通り。
12.94 - 11.76 - 11.70 - 12.24 - 11.98 - 12.24 - 13.06 - 12.92 - 12.26 - 12.40 - 12.34 - 11.98 - 11.76 - 11.78 - 11.90
= 60.62 - 62.88 - 59.76
= 3:03.26 後傾 0.86秒
= 3:03.26 後傾 0.86秒
ペースバランスは後傾0.86秒で、3000mという距離を考えれば前半は結構流れる。
過去5年(12~16年)で大逃げを打った馬は16年のミライヘノツバサくらいで、前半1000mの平均は実質でも61秒前後。
近年は中盤の緩みが小さくなっているのが印象的。
16年は【59.9-64.5-58.9】と中盤が緩んでいるようだが、上述のミライヘノツバサを中盤1000mで吸収しているので、実質は【61.0-63.4-58.9】くらいになっている。
15年も【60.2-64.4-59.3】と一見緩んでいるようだが、逃げたスピリッツミノルが7~8F目を13.7→13.7と緩ませたことで、9F目で中団からの捲りに遭ってしまったように、中盤に緩みを持たせるのは簡単ではない。
中盤が速くなるということは、それだけ後半勝負の度合いが小さくなるわけで、前半~中盤をゆったり入ることで後半のロングスパート能力で違いを出したい純粋なステイヤータイプ(旧タイプステイヤー)にとっては、難しいレースになってきている。
ただでさえ外を回す馬にとって苦しいコース形態でもあるので、距離適性が2000~2400mくらいの馬でも先行力と地脚を兼ね備えている馬にも十分チャンスはある。
旧タイプのステイヤーにとっては、前半中盤を捨てて後半だけで、しかも京都の外回りのロスも含めてロングスパート能力一本で逆転しなければいけないので、勝ち切るには相当な地力差が必要になる。
また、ここ3年(14~16年)はラスト1Fが11.6と落ちていないので、縦の位置に関わらず、3~4コーナーはインで脚を溜め2F戦で違いを出せる馬が狙い目だ。
伝統の長距離戦だが、先行力と地脚、2F戦能力を重視したい。
『1番人気』は【6-1-1-2】勝率60.0%、連対率70.0%、複勝率80.0%と、勝ち切ってくるし、安定感もあって軸向きだ。
また、『単勝9番人気以内かつ単勝オッズ10.0~29.9倍』は【3-4-7-48】と馬券内30頭のうち約半数の14頭がこのゾーンから出ている。
更に前走の位置取りを比較してみると、『前走4角4番手以内』が【3-1-4-17】勝率12.0%、連対率16.0%、複勝率36.0%、『前走4角5番手以下』が【0-3-3-31】勝率0.0%、連対率8.1%、複勝率16.2%となっていて、勝ち切るには先行力が必要だ。
ちなみに、前走4角4番手以内で勝ち切った3頭は『1~3枠』、2~3着の5頭は『5~7枠』での出走だった。
先行力がある馬に枠運も向けば、自ずとチャンスは大きくなるようだ。
★データ推奨馬
【軸候補】
→ ブラストワンピース (1番人気なら)
【軸候補】
→ ブラストワンピース (1番人気なら)
→ エタリオウ (1番人気なら)
【穴候補】
→ アフリカンゴールド (前走4角2番手、9番人気以内かつ単勝オッズ10.0~29.9倍なら)
→ カフジバンガード (前走4角2番手、9番人気以内かつ単勝オッズ10.0~29.9倍なら)
→ グローリーヴェイズ (前走4角4番手、9番人気以内かつ単勝オッズ10.0~29.9倍なら)
→ グロンディオーズ (前走4角2番手、9番人気以内かつ単勝オッズ10.0~29.9倍なら)
→ ジェネラーレウーノ (前走4角2番手、9番人気以内かつ単勝オッズ10.0~29.9倍なら)
→ ステイフーリッシュ (前走4角3番手、9番人気以内かつ単勝オッズ10.0~29.9倍なら)
→ メイショウテッコン (前走4角1番手、9番人気以内かつ単勝オッズ10.0~29.9倍なら)
③日刊コンピ指数
過去5年の結果は以下の通り。
年/1着馬のコンピ指数(同コンピ順位)ー2着馬のコンピ指数(同コンピ順位)ー3着馬のコンピ指数(同コンピ順位)/コンピ1位馬のコンピ指数と着順
17年 / 71② ー 48⑫ ー 51⑨ / 78 : 6着
16年 / 78② ー 53⑦ ー 52⑧ / 82 : 4着
15年 / 52⑦ ー 70② ー 76① / 76 : 3着
14年 / 60③ ー 59④ ー 48⑪ / 90 : 9着
13年 / 88① ー 59④ ー 57⑤ / 88 : 1着
1位は【1-0-1-3】で1勝と不振。端的に言って信頼できない。
ただ、1位が飛んだときは2位か3位が代わりに連対しており、範囲は広くなるが軸は1~3位の中から選ぶのが良いだろう。
7~9位が【1-1-2-8】とここ3年連続して馬券に絡んでいて、ここが中穴ゾーン。
指数48が2回馬券に絡んでおり、この辺が大穴になるか。
★コンピ推奨馬
【軸候補】
・1~3位:指数60~88
・1~3位:指数60~88
【中穴候補】
・指数51~53:7~9位
【大穴候補】
・指数48前後:11~12位
以上です。
by zutaka0314
| 2018-10-14 19:27
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